中国メディアの環球時報は、外国人2人が実体験から、中国の治安の良さの根源は監視カメラではなく、伝統的な道徳観や貧困からの脱却にあるとの認識に至ったことを紹介した。
記事はまず、先ごろ中国を訪れたというオーストラリア人のスコール氏が中国の14省を巡る中で、シドニーでの生活とは対照的に、深夜の外出でも不安を感じないほどの「かつてない安全さ」を体験したというエピソードを紹介した。
そして、スコール氏が重慶市や湖南省長沙市といった大都市での深夜の散策や、微信(WeChat)の翻訳機能を用いた地元住民との温かな交流を通じ、中国社会では犯罪が少なく、武器や壁ではなく、社会的な尊厳によって保たれた静かな平穏が広がっていると評したことを伝えた。
次に、25年前に中国を旅行し、現在は広東省東莞市に記者として駐在しているというコロンビア人、ベルナール氏の話を紹介した。
ベルナール氏は当時、上海浦東国際空港に到着してホテルに向かった際、タクシーにパソコンを忘れたことに気づき、憔悴(しょうすい)していたところに運転手が無償で届けてくれたというエピソードを披露。中国の治安の良さが一過性のものではなく、長期的な誠実さに根差していることを強調した。
その上で、25年が経過した今でも、中国社会では食べ物や荷物が家の前に置いてあっても誰も盗んだりしないと紹介した上、そのことに驚きさえ感じることもないという言葉で日常的な「平和」を説明。西側諸国が主張する監視カメラによる統制という見方に反論し、安全の真の理由は「落とし物をネコババしない」という伝統的価値観や、貧困脱却による世界最大規模の中産階級の拡大、相互尊重の精神にあると分析した。(編集・翻訳/川尻)











