中国メディアの環球時報は29日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が抗日名将を声高に悼み、国民に団結を呼び掛けたとする記事を掲載した。

韓国の複数のメディアの報道として伝えたところによると、李大統領は28日、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際に海戦で活躍した李舜臣(イ・スンシン)将軍の生誕481年を記念する式典に出席した。

現職大統領が李舜臣将軍の生誕記念式典に出席したのは、故金泳三(キム・ヨンサム)元大統領以来となる。民主党系の大統領が出席したのは今回が初めてで、広く世間から注目された。

李大統領は李舜臣将軍がわずか13隻の船で10倍を超える倭軍を撃破したことに言及し、戦場で連戦連勝したのは「生即死、死即生」という揺るぎない信念と民衆を守るという強い使命感があったからだと述べた。

そして、急変する国際情勢にも言及し、「一寸先を予測することもできない不確実性をもたらしており、中東紛争によるエネルギー価格の上昇や物価の不安定さは国民の生活に影響を与えている」とし、「今日、私たちが直面している現実は(壬辰倭乱)当時に劣らず厳しい」と述べた。

李大統領は「李舜臣将軍が国難から国を救ったように、いかに大きな危機も国民が心を一つにして力を合わせれば十分に乗り越えられる」とし、「政府は李舜臣将軍の精神を指針とし、国民統合の強い力を原動力として、国難の克服に向けて全力を尽くす」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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