中国のSNS・小紅書(RED)にこのほど、「日本人が時々見せる訳の分からない小さな悪意」と題する投稿があり、反響が寄せられている。

投稿者の女性は「足首の靭帯(じんたい)を断裂してから、日本人の時々見せる理由の分からない、小さな悪意のようなものを感じるようになった」と言及。

具体例として、バスの降車時にApple Pay(アップルペイ)で支払おうとした際の出来事を挙げた。女性は松葉杖に慣れておらず、スマホをうまく操作できなかったためか支払いが完了していなかった。すると、運転手が大きな声で「まだですよ!」と言ったという。女性が再度操作したが、運転手はまた大きな声で「まだ!」と言ったといい、女性は「そこまで強く言う必要があるのか。普通に伝えればいいじゃないかと思った」と振り返った。

また、コンビニでの会計時にも不快なことがあったようだ。女性の前に並んでいた高齢の女性が会計を終えた後、レジ前で商品をしまうのに時間がかかっていた。女性は「日本では他人を急かしてはいけないという空気があるためそのまま待っていた」というが、自分が乗らないといけないバスの時間が迫っており、1時間に1本のため乗り逃すわけにはいかなかった。そこで店員に「急いでいるので先に(高齢女性が荷物をまとめる前に)会計してもらえませんか」と伝えたという。

女性は「その店はQRコードを提示すれば店員側でスキャンしてくれるのだが、その女性店員はあえて私に自分でレジの画面を操作するように言い、松葉杖のまま両手がふさがっている私が苦労して操作するのを眺めていた」と不満を示し、「本来なら彼女がスキャンできるはずなのに、なぜかそうしなかった。私は毎日同じ店で朝食を買っていて、他の店員はQRコードを見せればすぐに読み取ってくれる」と説明。「今回の対応は、私が急かしたことへの“罰”として、あえて自分で操作させたのではないかと感じた」とつづっている。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「日本は弱者が弱者をいじめる社会だからな」「日本人は弱者に対して自分の悪意を隠さずにぶつける。私たち中国人は逆に弱者を助けようとする」「日本人は弱者に対して善意を示すことはあまりない。20年前に日本に行った時、バスを待っていたら突然、大雨が降ってきた。傘を持っていない白髪のおばあさんが並んでいたけど、日本人は誰も傘を差しかけてあげなかった。私がおばあさんに傘を差しかけてあげたらとても感謝してくれ、自宅の電話番号を教えてくれて、暇があったら遊びに来てねと招待してくれた」といったコメントが寄せられた。

また、「『礼儀正しい』と『善良』はイコールじゃない。日本には決して善良ではないが社会のルールによって礼儀正しくすることを教え込まれている人がいる。実は、中国では多くの人が礼儀はあまりできていないけど、中身は善良」「日本人の中では秩序が絶対であり、他人に迷惑をかけることを一番嫌がる。道徳的にどうであるかは全く考慮されない」「小さな悪意か。人間はみんな取り繕うものだ。他人が小さな悪意を持っていても普通は気付かない。表に出さないから。

だから、こちらが悪意に気付いた時点で、その悪意はすでに非常に大きいものになっている。特に日本のような体裁を大事にする国ではなおさら」といった意見も。

このほか、「日本では英語で話した方がいい。私は以前は郷に入っては郷に従えと考え、下手くそでもできるだけ日本語で話すのが礼儀だと思っていた。でも、そうすると日本人の反応はとても冷たい。でも、英語で話すと優しく丁寧に対応してくれる」「分かる。英語で話しさえすれば日本人はちゃんと応対する」「香港もそう。英語で話した時と中国語(普通話)で話した時の対応の差が天と地ほどもある」「こちらの英語が上手だと日本人は慌てるからとても便利」といったコメントも多かった。(翻訳・編集/北田)

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