2026年4月21日、中国のポータルサイト・捜狐に「なぜキャラクターソングは人気を失ったのか」と題した記事が掲載された。
記事はまず、「もしあなたが古参のオタクであれば、あの時代を覚えているはずである。
続けて、「かつてはキャラクターソングが『標準装備』であった。人気作品であればキャラクターソングを出すのが当然という時代である。例えば『けいおん!』平沢唯(ひらさわゆい)の『ギー太に首ったけ』、『涼宮ハルヒの憂鬱』長門有希(ながとゆき)の「雪、無音、窓辺にて。」などが代表例だ。これらの楽曲は、単に声優が歌っているのではない。あくまでキャラクターが歌っているのである」と説明した。
また、「口調、感情、さらには歌い方までもキャラクター像に合わせて調整されていた。言い換えれば、キャラクターソングとは物語の延長線上にある追加エピソードのようなものであった。しかし今、このやり方は次第に成り立たなくなっている。
記事は「かつてキャラクターソングはCD販売によって利益を生んでいた。だが今、CDを日常的に買う人はどれほどいるだろうか。配信サービス中心の時代となり、その収益構造ではキャラクターソングを十分に支えることが難しくなった。多くのキャラクターソングの需要層は、特定キャラクターのファン、あるいは特定作品のファンに限られている。昔は少数でもCDが売れれば成立したが、今は再生数や流入数が重要視される。キャラクターソングは構造的に大量再生型のコンテンツではないのだ」と論じた。
さらに、「声優業界そのものも変化した。以前問われたのは、キャラクターらしく歌えるかであったが、今はアイドルとしての素質があるかが重要視される。昔のキャラクターソングは、キャラクター性、演技の延長、声質のコントロールなどが重視された。
加えて、「音楽市場そのものも、アイドル作品やバンド作品に奪われている。この影響は過小評価されがちであるが、近年人気を集めたアイドルプロジェクト、バーチャルシンガー、女子バンド系アニメなどを見れば明らかだ。これらは要するに『キャラクターが歌う』という要素を、より体系的に、商業的に、大規模化させたものである」と述べた。
その上で、「では、キャラクターソングは本当に『死んだ』のだろうか。『五等分の花嫁』や『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』など、現在でもキャラクターソングを展開している作品は存在する。ただし、その立ち位置が変わったのである。かつては『標準装備』であったものが、今では『追加要素』となった。産業の基盤であったものが、現在ではファン向け特典へと変化したのである」と強調した。
そして、「もし最大の理由を一つ挙げるなら、それはやはりもうからないからだろう。キャラクターソングという文化は、本質的に非常にロマンのあるものだ。











