3月24日幕を閉じた第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、世界中の韓国人を熱くさせた。カナダのバンクーバーで応援したという朱氏もその1人。
自称野球マニアという彼は、自身のブログで、韓国の敗因を次のように分析している。

 まず、投手の起用について「奉重根(ボン・ジュングン、LGツインズ)投手の三度目の起用は賢明ではなかった。ボールが先行したボン・ジュングンの投球内容は、結果的に日本チームの士気を高める役割を果たしただけ」と辛辣に批判。

 また、キャッチャー対決でも「日本の城島(シアトル・マリナズ)という凄腕のキャッチャーに対して、韓国の朴勍完(パク・キョンワン、SKワイバーンズ)ではいかにも役不足。攻守ともに完敗だった」とする。

 それからまたも投手陣。実戦でまったく姿を見せず韓国ネット上で「失踪事件」とまで冷やかされた孫敏漢(ソン・ミンハン、韓国ロッテ・ジャイアンツ)投手と、イチロー選手にタイムリーヒットを打たれた林昌勇(イム・チャンヨン、東京ヤクルトスワローズ)投手も敗戦の「立役者」として挙げている。

 このような、日本への敗戦とそれに対する悔しさをにじませた戦力分析、4年後に予定されている次期WBCでの巻き返しを期待する声が韓国のブログにはあふれている。(編集担当:金志秀)

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