昨年9月には、原材米高騰などコストアップを受けて価格改定を実施。
価格改定後も主要3ブランドの販売数量は前年を上回り、10月から12月までの出荷金額の前年同期比も二けた増を記録した。
好調要因について、取材に応じた碓田憲司常務取締役商品企画開発室長は「安易な販促策に頼らず、地道な営業活動と品質改善を継続してきた積み重ねがあると考える。市場全体で値上げが進む中、他社製品との価格差が相対的に縮まったことで、『質の高いものを選びたい』という消費者の価値志向が弊社のブランド価値と合致し、追い風となったのかもしれない」との見方を示す。
今期、発売53周年を迎える「厚焼」は、9枚入りからのシフトもあり7枚入りの動きが特に良くブランドの成長を牽引。
「ほろほろ焼」と公式キャラクター「あつやきんごろう」 発売13周年の「ほろほろ焼」は西エリアへの配荷が拡大。アイテムでは「甘口醤油だれ」「和塩」の2品がとも好調に推移している。
これには、定期的に行っているきめ細かな品質改善が好調につながったとみている。
「『ほろほろ焼』は、『ひび入れ製法』でノンフライでありながら揚米菓のような軽い食感が特徴となっている。この軽い食感のところで差別化できていると思っており、それゆえにとても繊細であり、季節に応じて生地の水分量などを調整している。このような製造面での取り組みと営業活動により配荷が広がっているとみている」と説明する。
パッケージは、リブランディングにより、躍動的な音と食感が伝わるようにパッケージデザインへと刷新したことで好評を博しているという。
アイテムでは「ごま油香る 韓国のり風味」次いで「しょうゆ香る黒こしょう煎3種のペッパー」が好調に推移している。
今期も引き続き「厚焼」「ほろほろ焼」「パリッと煎」「おすきなひとくち」の主要4ブランドに注力していく。「おすきなひとくち」は前年を下回っているものの昨年9月のパッケージリニューアル以降、上昇基調にある。
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