ブンデスリーガ第30節が19日に行われ、バイエルンとシュトゥットガルトが対戦した。

 開幕節後から首位を走り続け、ブンデスリーガのシーズン最多得点記録を54年ぶりに更新するなど圧倒的強さを誇るヴァンサン・コンパニ体制2年目のバイエルン。
今節すでに試合を終えた2位ドルトムントとの勝ち点差は暫定「12」。バイエルンが「1」ポイント以上を積み上げれば逆転が不可能となり、4試合を残して2シーズン連続通算35度目の優勝が決まる。本拠地『アリアンツ・アレーナ』での戴冠をかけた一戦で日本代表DF伊藤洋輝はスタメンに名を連ねた。

 序盤からバイエルンがボール保持率で上回るもなかなか決定機を作り出せず、度々シュトゥットガルトの速攻を受ける展開が続く。すると21分、ティアゴ・トマスが最前列から下がって起点を作り、ビラル・エル・カンヌスが敵陣バイタルエリア中央でボールをキープ。ボックス内左へのラストパスからクリス・ヒューリッヒがゴール右下隅にダイレクトシュートを沈め、シュトゥットガルトが敵地で先手を取った。

 バイエルンの反撃は31分、左サイドに開いてボールを受けたジャマル・ムシアラが複数人の間を縫って深い位置まで侵入し、ゴール前に鋭いラストパスを供給。これにラファエル・ゲレイロがダイレクトで合わせて試合を振り出しに戻す。さらに2分後にはL・ディアスの猛烈なプレスが相手最終ラインのパスミスを誘発してショートカウンターを発動。スペースに抜け出したL・ディアスのお膳立てからニコラス・ジャクソンがネットを揺らし、あっという間に逆転した。

 畳み掛けるバイエルンは37分、セカンドボールを収めたムシアラが巧みなターンからボックス内右へ走り込むレオン・ゴレツカへ展開し、クロスがブロックされたところをL・ディアスが回収。ボックス内中央でパスを受けたアルフォンソ・デイヴィスが左足を振ると、ディフレクトしたシュートがゴールに吸い込まれた。
前半は3-1で終了する。

 2点リードのバイエルンは後半開始からハリー・ケインとミカエル・オリーズを投入。すると52分、右CKのこぼれ球を拾った伊藤がボックス内左から中央へ折り返し、ゴレツカがダイレクトシュートを放つ。これはGKアレクサンダー・ニューベルに阻まれたが、こぼれたところをケインが押し込み3点差とした。その後も攻撃の手を緩めることなくシュトゥットガルトを押し込み続け、ジョシュア・キミッヒやオリーズにチャンスが訪れる。

 70分にはカウンターからエル・カンヌスに抜け出されてピンチを迎えるも、上手くコースを消したGKヨナス・ウルビヒが好セーブ。88分にはチェマ・アンドレスにゴラッソを叩き込まれたが、4-2で試合を締め括った。勝利したバイエルンはホームで2シーズン連続35度目のブンデスリーガ制覇を決めている。

 次節、バイエルンは25日にアウェイでマインツ、シュトゥットガルトは26日にホームでブレーメンと対戦する。

【スコア】
バイエルン 4-2 シュトゥットガルト

【得点者】
0-1 21分 クリス・ヒューリッヒ(シュトゥットガルト)
1-1 31分 ラファエル・ゲレイロ(バイエルン)
2-1 33分 ニコラス・ジャクソン(バイエルン)
3-1 37分 アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン)
4-1 52分 ハリー・ケイン(バイエルン)
4-2 88分 チェマ・アンドレス(シュトゥットガルト)


【ハイライト動画】バイエルンが2季連続35度目のブンデス制覇! 伊藤洋輝は優勝決定戦にフル出場

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