プレミアリーグ第34節が21日に行われ、ブライトンとチェルシーが対戦した。

 前節、トッテナム・ホットスパーと劇的なドローゲームを演じた9位のブライトンは、4連敗中で6位のチェルシーとのホームゲームに臨んだ。
トッテナム戦で見事なゴールを記録したものの、負傷交代となっていた三笘薫は無事スタメンに復帰した。

 勝ち点1差で迎えたトップハーフ対決では三笘にいきなりの見せ場。3分、右サイドのパスカル・グロスからの浮き球のクロスにボックス左で反応した三笘が抑えの利いた右足ダイレクトボレーを枠に飛ばすが、これはGKロベルト・サンチェスの好守に阻まれ、2戦連発とはならず。

 それでも、このプレーで得た左CKの場面でニアで相手DFが触ったクリアボールがボックス中央のフェルディ・カドゥオールの足元に流れると、これを右足でシュート。相手DFにディフレクトして若干コースが変わったボールがゴール左隅に決まった。

 幸先よく先制に成功したブライトンは畳みかける攻めを見せる。安定したボールの循環と前線からの守備で相手に圧力をかけると、15分にもグロスの正確なクロスに反応したヤン・ポール・ファン・ヘッケのヘディングシュートで元守護神を脅かす。以降も攻撃のチャンスを着実にフィニッシュで終わらせる場面が目立った。

 対するチェルシーはGKサンチェスの再三の好守で2失点目こそ免れたが、コール・パーマーやジョアン・ペドロ不在の攻撃は全く機能せず。前半はシュート1本、枠内0本という厳しい内容で終了となった。

 迎えた後半、互いに1枚ずつ交代カードを切った中で劣勢のチェルシーはウェズレイ・フォファナを下げてアレハンドロ・ガルナチョを投入。後ろを削って前線の枚数を増やした。


 ただ、後半も54分に三笘がボックス左から際どいシュートを放つなど、ホームチームペースは変わらず。すると56分、チェルシーが相手ボックス付近でガルナチョがシュートを放つと、これがヤクバ・ミンテの腕付近にブロックされるが、主審はそのままプレーを流す。ここからブライトンのロングカウンターがスタートすると、中央を持ち上がったジョルジニオ・リュテールからの絶妙なラストパスに反応したジャック・ヒンシェルウッドが冷静にシュートを流し込んだ。

 ツキにも恵まれて貴重な2点目を手にしたブライトンは完全に主導権を掌握。キレを感じさせる三笘や自身2点目を狙うカドゥオールがボックス付近で足を振っていく。

 より厳しい状況となったチェルシーは72分、リアム・デラップとロメロ・ラヴィアを下げてマルク・ギウ、ダリオ・エスーゴを同時投入。選手交代で何とか流れを変えに行くが、この交代も効果を発揮せず。

 これに対して余裕のブライトンは82分、三笘とリュテールを下げてヤシン・アヤリ、ダニー・ウェルベックを同時投入すると、この交代がトドメの3点目をもたらす。

 後半アディショナルタイム1分、同じく途中出場のマキシム・デ・カイペルが左サイド深くからグラウンダーの折り返しを送ると、これに反応したウェルベックが巧みなダイレクトシュートで合わせた。

 そして、この直後に試合はタイムアップを迎え、ホームでチェルシーに完勝のブライトンが6位に浮上した。敗れたチェルシーは5戦連続無得点での5連敗で7位に後退した。

【スコア】
ブライトン 3-0 チェルシー

【得点者】
1-0 3分 フェルディ・カドゥオール(ブライトン)
2-0 56分 ジャック・ヒンシェルウッド(ブライトン)
3-0 90分+1 ダニー・ウェルベック(ブライトン)


【動画】三笘薫の決定機に、ブライトンの2ゴール








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