コッパ・イタリア準決勝セカンドレグが21日に行われ、インテルとコモが対戦した。

 セリエAで首位と5位に位置するインテルとコモによるコッパ決勝進出を懸けた第2戦。
先月3日に行われたコモホームでのファーストレグを0-0のドローで終えていた中、インテルホームでの開催となったセカンドレグで決着を目指した。

 アウェイで勢いを持って試合に入ったコモはニコ・パスの開始4分のファーストシュートを皮切りにマルティン・バトゥリナ、9分にはマルク・オリヴァー・ケンプフのクロスバー直撃のヘディングシュートとインテルゴールを脅かす。

 一方のインテルも徐々に押し返し始めると、アンジェ・ヨアン・ボニーが前線でポイントを作りながら攻め込んでいく。26分にはフェデリコ・ディマルコの左足シュートでゴールに迫るが、ここは相手GKのセーブに阻まれる。

 試合の均衡が破れたのは32分。コモは右サイドでのパス交換で深くに抜け出したイグナス・ファン・デル・ブレントの丁寧な折り返しを、ゴール前のバトゥリナが右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。

 その後もコモペースでゲームが進んだ中、アウェイチームの1点リードで折り返した後半立ち上がりに追加点が生まれる。48分、相手陣内右サイドでパスカットしたニコ・パスのスルーパスでボックス右に抜け出したリュカ・ダ・クーニャが冷静に左足シュートをファーポストに流し込んだ。

 ミス絡みの失点で2点ビハインドを背負ったインテルはすぐさま反撃を開始。人数をかけた攻撃でゴールへ迫る一方、コモの鋭いロングカウンターに晒される。

 60分にはディマルコとピオトル・ジエリンスキを下げてアンディ・ディウフ、ペタル・スチッチを同時投入すると、ここからインテルの反撃が始まった。

 まずは69分、波状攻撃からボックス内のスチッチが身体を張ってマイナスに落としたボールをハカン・チャルハノールが見事な右足ダイレクトシュートで合わせ、ゴール左隅に突き刺す。


 これで1点差に迫ったホームチームは猛攻を仕掛けていくも、コモの集中した守備を前に押し切れない。それでも、86分には押し込んだ流れから再びスチッチのピンポイントクロスをゴール前のチャルハノールが頭で合わせ、スチッチとチャルハノールのホットラインで同点に追いつく。

 これで2戦合計スコアでタイに戻ると、完全に流れを掴んだインテルがそのまま押し切った。89分、ボックス付近でチャルハノールと続けてパス交換しボックス中央でボールを受けたスチッチが正確な右足コントロールシュートをゴール右隅に突き刺し、一気に逆転まで持っていた。

 その後、コモの決死の攻撃をチーム一丸で撥ね返したインテルがチャルハノールとスチッチのコンビの3ゴールに絡む活躍で劇的な決勝進出を決めた。

【スコア】
インテル 3-2(2試合合計:3-2) コモ

【得点者】
0-1 32分 マルティン・バトゥリナ(コモ)
0-2 48分 リュカ・ダ・クーニャ(コモ)
1-2 69分 ハカン・チャルハノール(インテル)
2-2 86分 ハカン・チャルハノール(インテル)
3-2 89分 ペタル・スチッチ(インテル)
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