サウサンプトン(イングランド2部)は20日、イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)からプレミアリーグ昇格プレーオフ追放の処分を下されたことを受けて、声明を発表した。

 今季のリーグ戦を4位で終えたサウサンプトンは、プレミアリーグ昇格プレーオフに進出。
ミドルスブラとの準決勝では、2戦合計2-1で勝利し、ハル・シティの待つ決勝へ進んだ。しかし、ミドルスブラとの準決勝1stレグを前に、クラブスタッフがミドルズブラの練習場で、盗撮した疑いが浮上していた。

 EFLは独立委員会による懲戒手続きを開始し、19日にサウサンプトンのプレミアリーグ昇格プレーオフ追放と、来シーズンのチャンピオンシップにおける勝ち点「4」の減点処分を発表。これにより、ミドルスブラとハル・シティのプレーオフ決勝が行われることになった。

 これを受けて、サウサンプトンは20日にフィル・パーソンズCEO(最高経営責任者)は、「今回の行為は間違いでした。関係する他のクラブ、そして並外れた忠誠心を示してくれたサポーターに深くお詫び申し上げます」と違反行為を認め謝罪した。

 一方、「制裁措置が必要であることは認めます」と処分を受け入れることは認めつつも、「違反行為に見合わない制裁は到底受け入れられません」とし、処分の軽減を求めて控訴する意向を表明した。

 クラブは声明の中で、当時リーズを率いていたマルセロ・ビエルサ監督がダービー・カウンティの練習にスパイを送り込んだ際、リーズへの処分が20万ポンド(約4,200万円)の罰金に留まったことや、過去に財務規則違反などで処分を下されたダービー・カウンティやルートン・タウン、エヴァートン、チェルシーなどの事例を引き合いに出して反論。「2億ポンド(約420億円)以上の価値に向けて重要な試合に出場する機会を奪われてしまった」と、プレミアリーグ昇格の機会を逃すことで大きな財政的な影響を受けるとの見解を示している。

 なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』は、サウサンプトンの控訴審が本日午後6時(日本時間20日26時)から始まる予定と報している。
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