◆ラグザス presents 第32回 WBSC U―18 野球ワールドカップ ▽1次ラウンド 日本-プエルトリコ(9日・沖縄セルラー那覇)

 開幕4連勝でスーパーラウンド進出を決めた侍ジャパン高校日本代表は9日午後6時30分から、1次ラウンド5戦全勝を懸けてプエルトリコと対戦する。予告先発は今秋ドラフト候補で、最速146キロを誇るサウスポー・奥村頼人投手(横浜3年)と発表された。

 奥村頼は名門・横浜で、エースで4番の重責を担い、昨秋の明治神宮大会優勝、今春のセンバツ優勝、今夏の甲子園8強と同世代でも強烈な存在感を示してきた。今大会では7日のキューバ戦で7回2死から救援し、調整登板を済ませている。

 小倉全由監督(68)は8日の南アフリカ戦後、「選手たちはこの4試合、よくやってくれた。明日は大きな試合。勝たなきゃいけない。しっかりやっていきたい」と1次ラウンドグループAの1位通過へ闘志をたぎらせた。奥村頼の投球に注目したい。(加藤 弘士)

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