「ラグザス presents 第32回 WBSC U―18 野球ワールドカップ」に出場中の侍ジャパン高校日本代表は1次ラウンドA組を5戦全勝で1位通過し、11日からはスーパーラウンド(SR)に臨み、まずはB組1位の強敵・米国と対戦する。10日には沖縄セルラー那覇の室内練習場でナインが最終調整を行った。
指導を行った小倉全由監督(68)=前日大三監督=は米国の印象について「結果を見ても力があるなと思う。打線もいい。しっかりやらないといけない。1点差ゲームになると思う」と語った。
日本はSRで11日に米国、12日にパナマ、13日に台湾と対戦。1次ラウンドに比べ、対戦する投手もハイレベルになる。「みんな足も速い。足を絡めて、思い切って自分がサイン出せたらいいなと思ってます」と機動力を発揮し、日本らしい野球で立ち向かう構えだ。
メジャーの卵がそろった米国代表は150キロを超える投手がズラリ。攻略は容易ではないが、チームの士気は高まるばかりだ。「まずはアメリカにどのぐらいの野球できるか」と力を込めた指揮官。日の丸の誇りを胸に、正々堂々と挑んでいく。