「ラグザス presents 第32回 WBSC U―18 野球ワールドカップ」に出場中の侍ジャパン高校日本代表は10日、沖縄セルラースタジアム那覇の室内練習場で汗を流した。1次ラウンドA組を5戦全勝で1位通過を決めたチームは、11日から始まるスーパーラウンド初戦でB組全勝1位の米国と戦う。

ここまで全試合でリードオフマンを担う岡部飛雄馬内野手(3年=敦賀気比)は、「しっかり機動力を生かした戦い方をしていれば、得点につながると思う。特に何も変えることなく、日本の野球をしていきたい」と、難敵攻略へ意気込んだ。

 岡部は、この5試合で7四球を選ぶなど出塁率はチームトップの6割8分4厘。盗塁は全体トップタイの5盗塁をマークする。さらに、守備では本職の遊撃だけでなく右翼でも2試合に出場。副主将としてもチームを引っ張る日の丸のスピードスターは、「1番バッターとしてチームに勢いづけることが大事。しっかり出塁して、盗塁もしていきたい」と闘志を燃やした。

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