阪神・佐藤の得意のマー君撃ちは空砲に終わった。3点の先制を許した直後の初回2死一塁。

右腕・田中将のインハイ145キロ直球を振り抜き、右中間席へ4号2ラン。「いい風が吹いてくれたと思います」。すぐさま反撃ムードをつくったが、あと一歩及ばず。1点ビハインドの8回無死二塁では、大勢に空振り三振を喫して天を仰いだ。

 それでも、白星を献上したベテランからのアーチは再戦につながる。通算成績は打率4割1分7厘(12打数5安打)、2本塁打。入団1年目の21年6月12日に当時楽天生命パークで放って以来の一発に「力強いスイングができた」と確かな手応えもつかんでいる。

 チームは今シーズン初の連敗で初めてのカード負け越し。藤川監督は「すべてを糧にして」と前を向いた。17日からは中日3連戦(甲子園)。主砲は今季対戦打率6割、2本塁打、5打点と打ちまくっており、再進撃のカギを握るのは間違いない。(小松 真也)

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