◆春季高校野球滋賀県大会▽3回戦 八幡商4―0虎姫(25日・マイネットスタジアム皇子山)

 高校野球春季滋賀県大会の3回戦が行われた。八幡商は背番号10の占部瞬(3年)が8回3安打無失点の好投で、虎姫に完勝した。

センバツ出場の近江はプロ注目のエース・上田健介(3年)が右肘痛で離脱も草津に5―3で勝利。両校は5月2日に準々決勝で激突する。

 春夏14度の甲子園出場を誇る八幡商が8強入りした。背番号10の占部が6回1死まで無安打投球で8回を3安打零封した。

 立ち上がりに制球を乱し2四球を与えたが「チェンジアップでリズムをつくれた」と変化球を低めに集める投球で凡打の山。6回1死からは高いバウンドを取れずにベースカバーに入るも一塁内野安打に。「悔しかった」とノーノーならずも、8回までゼロを並べた。

 親友がライバルだ。背番号1の高木大世(3年)は中学では守山リトルシニアでチームメート。当時は占部がエースだったが、高校では立場が逆転。2回戦の水口東戦(18日)は高木が1安打完封勝ちしていた。「仲はいいですが、負けたくない気持ちは持ち続けている」ときっぱり。

自己最速134キロ。この日は120キロ台半ばにとどまったが、181センチの長身から丁寧に投げ続けた。小川健太監督(44)も「あの子らしい打たせて取るピッチングをしてくれた」と評価した。

 次戦はセンバツ出場の近江戦。過去2年、春季大会で敗れている相手。「春でも勝っておきたい」と指揮官は腕をぶす。親友の二枚看板で挑む一戦。古豪復活へ頼もしい存在が現れた。(高柳 義人)

近江 最速148キロ右腕・上田健介を右肘痛で、主砲の箕浦太士一塁手(3年)を左太もも裏肉離れで欠くなか、接戦を制し8強入り。小森博之監督(42)は「下級生が経験を積んでくれたのは良かった」と評価した。先発の池田真翔(2年)は5回を2安打無失点の好投。リードしたU―18日本代表候補の杉本将吾主将(3年)は「(2番手の北村想と)2人とも公式戦初登板だった。

味方がエラーで足を引っ張ってしまった」と反省しきりだった。

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