◆米大リーグ ホワイトソックス5―2エンゼルス(28日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が28日(日本時間29日)、本拠地・エンゼルス戦に「2番・一塁」で先発出場。メジャー移籍後ワーストの1試合4三振を喫し、5打数1安打だった。

 エ軍先発は試合前の時点でメジャートップの防御率0・24を誇った右腕、J・ソリアーノ投手(27)だった。初対戦となった村上は、初回1死の第1打席はスプリットで空振り三振、3回1死一、二塁の第2打席は98・8マイル(約159キロ)直球で見逃し三振、5回1死の第3打席は再びスプリットで空振り三振。1試合3三振は6度目で渡米後ワーストタイとなっていた。

 7回無死一塁の第4打席では左腕ルケーシーから“村上シフト”の逆を突く左前打で2試合連続安打とした。しかし、8回2死一塁の第5打席で右腕フェルミンのスライダーに空振り三振に倒れ、初の4三振となった。それでも、チームはソリアーノから5回までに2発を放って3得点。右腕に今季初黒星をつけ、2連勝でカード勝ち越しを決めた。

 村上は、試合前には3月のWBC日本代表で同僚だった菊池雄星投手(34)と対面してガッチリ握手。その後談笑する場面を球団公式SNSなどが伝えた。29日(同30日)には菊池が先発予定で、村上とは日米通じて初対戦が実現する見込みだ。

 27日(同28日)の同戦では全米衝撃の“ムーンショット”を披露。4―5の7回無死二、三塁で左腕ポメランツの投じた低めの直球を捉え、打球速度95・8マイル(約154・2キロ)、飛距離382フィート(約116・4メートル)で右中間の敵軍ブルペンに打ち込んだ。

打球角度48度、滞空時間6・1秒、13階建てのビルに相当する最高到達地点41・5メートル。月まで届きそうな3試合ぶりの12号逆転3ランだった。MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、「スタットキャスト」が導入された15年以降では歴代9位の高角度アーチとなった。本塁打王争いではメジャー全体で単独トップ。ジャッジ(ヤンキース)らを上回り、ルーキーでは19年のアロンソ(当時メッツ)以来となる本塁打王も夢ではない勢いで打ち続けている。

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