◆JERAセ・リーグ 巨人4―2広島(29日・東京ドーム)

 巨人のドラフト1位ルーキー・竹丸和幸投手が、ハーラートップタイの4勝目を挙げた。広島出身の新人左腕は、カープ打線を相手に6回6安打2失点の粘投。

2回にはスクイズを成功させ、プロ初打点もマーク。試合後のヒーローインタビューでは、本拠地の巨人ファンを前に「2ケタ勝てるように」と堂々の宣言も飛び出した。

 お立ち台に上がった竹丸が、はにかみながら笑った。「小さい頃からすごい地元のチームなので楽しみだった。投げられてよかったです」と話すと、スタンドから歓声が沸いた。

 初回は3者連続三振と最高の立ち上がり。4回までは走者を出しながら、真っすぐで押す強気の投球で無失点に抑えた。だが、4-0の5回に2死から四球を出すと、連打で2点を返され、なおも2死満塁のピンチを招いた。ここで迎えたのは、昨季のセ・リーグ首位打者の小園。勝負強く厄介な相手だったが、「あんまり考えすぎずに1球1球ミットめがけて投げました」と、二ゴロに仕留めて追加点を許さなかった。

 結局、6回を2失点と踏ん張り、リーグトップタイの4勝目。お立ち台では、「キャッチャーのリードのおかげです。

本当に頼もしいキャッチャーです」と隣に並んだ先輩の岸田捕手に感謝した。

 そのお立ち台、最後に今後への意気込みを問われると「2ケタ勝てるように頑張ります」と力強く宣言し、スタンドの巨人ファンを喜ばせた左腕。この勢いは止まりそうにない。

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