◆札幌六大学野球春季リーグ戦第1節第1日 星槎道都大4―3北海学園大=延長10回タイブレーク=(30日・札幌モエレ沼公園)

 4季ぶりの優勝を目指す星槎道都大が、延長10回タイブレークの末に北海学園大を撃破。最速150キロ右腕・辻田丞(1年=クラーク)が勝利に貢献した。

 大学デビューは、1点リードの7回。1死満塁という絶体絶命の場面でマウンドを託され、「めちゃくちゃ緊張しました」。初球にこの日最速となる146キロをマークした。「頼れるようになった」という直球をその後も2球続け、併殺打でピンチを脱出。右手を突き上げながら、喜びを爆発させた。

 回またぎとなった8回は、2死一、二塁からショート強襲の適時打を許した。それでも、大崩れすることなく最少失点に抑え、元巨人の二宮至監督は「いいデビューになったと思う。球が速いのは彼の強み。ああいう場面とか抑えとか、これからはそういう場面での起用になると思う」とルーキーへの期待を口にした。

 昨秋にプロ志望届を提出するも指名漏れ。4年後のプロ入りを目指し、地元北海道の大学へ進学した。グラブをはめる左手の使い方を修正したことで、春のキャンプ中には自己最速を更新する150キロをマークしており、「まだ公式戦で150キロを出していないので、次の試合で出したい。

まだ1年生ですけど、1試合でも多く投げて勝利に貢献したい」。186センチ、90キロの恵まれた体格から力強い直球を投げ込んでいく。

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