◆JERAセ・リーグ ヤクルト2ー10阪神(30日・神宮)

 阪神・西勇輝投手が5回4安打2失点の粘投で617日ぶりの白星をつかんだ。

 3点リードの2回に連続被弾で1点差に迫られたが、その後はベテランらしい投球術で無失点にまとめた。

ともに先発で伏見とバッテリーを組むのはオリックス時代の2013年8月9日の西武戦(京セラD)以来13年ぶり。同学年コンビで試合をつくった。伏見は移籍後初適時打&マルチで同学年の右腕をバットでももり立てた。

 西勇は昨年はわずか1試合の登板のみ。右膝を痛め、2軍暮らしが続いていた。4年契約の最終年に向け「邪魔と思ったら辞めるだけ」と口にしていたが、待望の復活星を手にした。

 打線は初回に、2試合続けて2番で起用されたドラフト3位・岡城の右前打から5連打で3得点を挙げ、勢いをつけた。ルーキーはプロ初の猛打賞もマークし、打線猛爆の導火線となった。

 そして、試合を決定づけたのは、4番・佐藤だ。4点リードの7回1死で、右腕・高梨のフォークをすくい上げ、右翼席中段に運んだ。点差を広げる貴重な一発で同僚の森下に並ぶ7本塁打。打率、打点は独走状態だった中、ついに打撃3部門でトップになった。

さらに8回1死一、二塁でも中前適時打と手がつけられない状況だ。

 チームは今季最多の16安打で10得点。連勝で2位ヤクルトに2差をつけて首位固めだ。1日からは甲子園で巨人3連戦に臨む。

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