173回天皇賞・春・G1(5月3日、京都競馬場・芝3200メートル)に出走するヘデントール(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ルーラーシップ)。昨年の天皇賞・春でG1初制覇を果たして、連覇を狙う同馬を4つのポイントからチェックする。

【戦歴】

 1年前の春の盾だけでなく、一昨年の菊花賞では出遅れながらも連対を確保し、スタミナを証明したルーラーシップ産駒。前走の京都記念は8着に終わったものの、昨年このレースを制して以来9か月半ぶりの実戦とあって序盤でスムーズさを欠いた内容。最も重い59キロを背負い、4角でほぼ最後方の位置取りではさすがに厳しく度外視できる。骨折による9か月半の休み明けをひと叩きしたことで、大きな上積みを期待したくなる。

【仕上がり】

 4月22日の1週前追い切りは、グランマエストロ(3歳未勝利)を1馬身追走。直線は馬なりのまま馬体を並べて5ハロン67秒1―11秒6をマーク。状態の良さがうかがえた。

 同29日の最終追い切りは美浦・Wコースで3頭併せの真ん中から、5ハロン68秒9―11秒4を馬なりでマークして、先に抜け出した外レッドキングリー(4歳2勝クラス)に半馬身遅れたが、動き自体は活気十分に見えた。

 もともとゴーサインに対して瞬時に反応するタイプではなく、この日もじわじわとスピードに乗っていった。それはG1初制覇を果たした昨年の天皇賞・春の最終追い切りでも同様だったので、見栄えこそしなくても、動きは心配無用だ。

 【レース傾向】

 過去4年で勝ち馬3頭が父の父キングカメハメハ。キンカメ産駒は【0・0・0・14】(過去10年)だが、父の父となると【3・0・1・6】。

今年はヘデントールを含め、5頭と多数スタンバイする。

【枠順】

 7枠12番に決まった。同馬番はこれまで3勝で勝率は5・0%。連対率は13・3%。データ的には厳しい枠だが、ルメール騎手が連覇へ導くか、注目だ。

※本記事は馬トクサイト、スポーツ報知紙面に掲載した記事をまとめたものです。

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