「ふぉ~ゆ~」の辰巳雄大が3日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで開幕した舞台「BACKBEAT」(17日まで)の東京公演の初日前会見を「A.B.C―Z」の戸塚祥太、俳優の加藤和樹らと行った。

 世界的バンド「ビートルズ」の草創期、結成当初は5人編成だったビートルズには幻のメンバーが存在した―という伝記映画の舞台版。

2019年に日本初演され、23年の再演を経て、1966年のビートルズの来日公演から60周年となる今年、待望の再々演と同時に“ファイナルステージ”となる。

 劇中のビートルズのメンバーは19、23年の公演時と同じ顔ぶれ。公演ではキャスト自らバンドを生演奏するシーンも見どころだが、辰巳は「この舞台の初演のとき、どうしても出たくてギターが弾けるとウソをついた」と白状。「『BACKBEAT』を日本でやることが演劇業界でもうわさになっていて、そのとき『ふぉ~ゆ~のメンバーでギター弾ける人いたっけ?』と言われて『僕、弾けます!』と…。ギター初心者の第一の壁、Fコードがギリギリ弾けないぐらいだった」と当時の実力を明かした。

 そこから辰巳はギターを猛特訓。「その(ウソの)おかげで、僕は世界初かもと言われているリードギターというポジションを築いたジョージ・ハリスンと出会いました。そこから7年経ちまして今、みんなが『ジョージだよ』『ギタリストの手してるよ』って言ってくれるまで、自分の中でもずっとギターに触れてきた7年間だった」と振り返った。

 若き日のビートルズと辰巳自身も重なるところがあるという。「ビートルズが本当に『売れたい、勝ち抜くぞ』って言っていた人生を毎公演、本気で後先考えずに生きてきてしまったもので…。舞台はファイナルなんですけど、このバンドとしては一生続けたい。ビートルズの魂を刻んだバンドとしてバンド活動は続けたい」と語った。

 ふぉ~ゆ~は8月に結成15周年を記念したライブを日本武道館で行う。「すごいタイミング。ビートルズが4人組で60年前に来たステージに、4人組として立つことへの覚悟もあるので、そちらでまず武道館をしっかり成功させた後に、このバンドで武道館にいつか立ちたい。ウソを本当にする男です!」と野望をぶち上げていた。

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