◆JERAセ・リーグ 巨人1―5ヤクルト(4日・東京ドーム)

 巨人がヤクルトに競り負け今季初の3連敗。これでゴールデンウィークの9連戦は2勝5敗となり、負け越しが決まった。

今季初登板した戸郷翔征投手は初回に151キロをマークするなど、復調の兆しを見せたが、鈴木叶捕手にプロ1号となる先制3ランを浴びるなど、5回6安打5失点。ヤクルト戦は自身6連勝中だったが、悔しい今季初黒星となった。泉口友汰内野手が顔に打球が直撃するアクシデントから13日ぶりに1軍復帰。「3番・遊撃」でスタメンに戻ったジャイアンツ打線も、好機にあと1本が出なかった。

 立ち上がりから飛ばした。戸郷は初回、先頭の丸山への4球目に151キロをマーク。春先は140キロ台前半まで落ち込んでいた球威も戻ってきた。丸山には結局、右前へ落ちる安打を許し、2死後に内山に四球も与えるなどいきなり一、二塁のピンチを招いたが、ここで5番・武岡をフォークで空振り三振。無失点で切り抜けた。

 2回はテンポ良く3者凡退に抑えたが、3回に落とし穴が待っていた。先頭の並木に遊撃内野安打を許すと、サンタナに死球を与え1死一、二塁。ここで鈴木にフォークをとらえられ、左越えの先制3ランを被弾。

高卒3年目、20歳の若手にプロ1号を献上してしまった。

 巨人打線が反撃したのは4回だった。1死から佐々木が右前安打で出塁すると、すかさず二盗に成功。ここで7番・増田陸が、ヤクルトの先発・奥川のカーブをしぶとくとらえて、左前へタイムリー。「粘って粘って食らいついていきました」と、戸郷と同期入団の男が、右腕を何とか援護しようと1点をかえした。

 だが、戸郷は5回に先頭の並木にまた安打を許すと、2死後に鈴木に今度は左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。続く内山にもタイムリーを打たれ、5回を6安打5失点で降板。杉内投手チーフコーチが「ストレートは走っているし、投げている球自体は良い」と試合中にコメントしていたように、復調の兆しはあったが、悔しい今季初の1軍マウンドとなった。一昨年から、ヤクルト戦は自身6連勝と得意にしていたが、その連勝もストップ。2024年6月21日のヤクルト戦(東京ドーム)以来の黒星となった。それでも試合後、阿部監督は「投げてもらわないと困りますんで」と次回も1軍で登板させる方針を明かした。

 攻撃陣はアクシデントから1軍復帰した泉口が、初回にいきなり左前安打。

不動の3番が戻ったが、キャベッジを今季初めてスタメンから外したジャイアンツ打線はチャンスにあと1本が出ず、これでゴールデンウィーク2勝5敗。9連戦の負け越しが決定し、黄金週間前は4あった貯金が1まで減った。

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