◆第74回京都新聞杯・G2(5月9日、京都競馬場・芝2200メートル、良)

 3歳牡馬16頭立てで争われ、1番人気で北村友一騎手が手綱を執るベレシート(栗東・斉藤崇史厩舎、父エピファネイア)は、共同通信杯2着に続く重賞2戦目で初タイトルを狙ったが、2着に敗れた。これまでと違って先団につける競馬。

直線では早く抜け出したが、最後の最後にコンジェスタスに差されてしまった。

 斉藤崇調教師が手がけ、北村友騎手が主戦だったG1・4勝のクロノジェネシスの初子。共同通信杯でタイム差なしの接戦を演じたロブチェン(3着)、リアライズシリウス(1着)は皐月賞でワンツーを決めており、1番人気に支持されていた。

 勝ったのは6番人気のコンジェスタス(西村淳也騎手)。勝ち時計は、2分9秒9。3着は9番人気のラディアントスター(池添謙一騎手)だった。

 北村友一騎手(ベレシート=2着)「高いポテンシャルを秘めている馬です。乗り難しさや、気難しいところがあったり、粗削りな面を感じます。ポジションはこだわっていなかったのですが、今日のこの馬場ですし、ゲートを出たら、出るに越したことはないので、抑えすぎないようなポジションで運びました。1、2コーナーで外から行ってくれたので、壁を作って運べました。最後も空いたところで反応してくれて、力のあるところを見せてくれました。勝ち馬と並んでいたら、頑張れたのかもしれません。

課題の多い馬ですが、この先も楽しみな内容ではありました」

 斉藤崇史調教師「賞金を加算できたのは良かったですね。これでダービーに出られると思います。今までは後ろからの競馬でしたが、新たな面を見せてくれました。次に向けて、体調を整えてやっていきたいです」

 

 池添謙一騎手(ラディアントスター=3着)「スタートでちょっと踏ん張り切れずに出遅れて、両サイドから挟まれました。そこからはうまくリカバリーして1、2コーナーに入る時には中団から好位につけられました。向こう正面でも折り合って、いい形で4コーナーを迎えました。大型馬で返し馬でもトモ(後肢)の緩さを感じていましたが、最後に踏ん張り切れなかったのは体の部分だと思います。今のこの状態でいいところを見せてくれたので、これからの成長が楽しみです」

 松山弘平騎手(サヴォアフェール=4着)「もう少し前のポジションを取りたかったけど、行き脚がつきませんでした。最後はいい脚を使ってくれましたし、もう少しでした」

 団野大成騎手(メイショウテンク=5着)「未勝利の勝ち方が良かったです。叩いた方がいいタイプで、思ったよりもパフォーマンスが良かったです。最後は良く伸びてくれたので、これから先が楽しみだと思います」

 鮫島克駿騎手(カムアップローゼス=6着)「ある程度、速い時計の出る馬場だったし、このメンバーで切れ味勝負では分が悪いと思い、前の位置が欲しかったですが、いいポジションを取れました。消耗戦になったのも良かったですね。

馬は良く走ってくれました」

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