◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(10日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)

 ツアー22勝の鈴木愛(セールスフォース)が11位で出て2イーグル、3バーディー、2ボギーでこの日ベストの67をマークし、通算3オーバーで2位に入った。

 最終日のバックナインに猛チャージした。

 首位と6打差の11位で出た鈴木は12、13番で連続バーディーで迎えた15番。ツアー史上最短の98ヤードに設定されたパー3(実測89ヤード)で50度ウェッジを振り、ホールインワンを達成した。「(打球が)トントンと跳ねて『あ、いいとこかな』と思ったら消えたので、『ギャ~ッ!』みたいな感じだった」と笑顔で振り返った。

 直後の16番でボギーをたたいた後の17番パー5。残り239ヤードから3ウッドで2オンに成功し、11メートルをねじ込んでイーグルを奪った。15番はホールインワン賞200万円、17番はイーグル賞100万円(複数均等割り)が設定され、臨時ボーナスをゲット。「今まで頑張ってきたご褒美が15番と17番で取れた。おいしいものでも食べようかなと思います」と語った。

 首位の河本結(リコー)と1打差の2位でホールアウト。ショットやパター練習などを約1時間行い、河本が優勝した知らせが届いた。プレーオフに突入する可能性を「プレーオフだけは嫌だなと思ってたから、モヤモヤしてた。1時間は長い…。

早く帰りたかった」と苦笑いを見せた。

 初日は74で29位で発進。2日目は最終18番でバーディーを奪い、カットラインの6オーバーに乗せて53位でギリギリ予選を通過した。強風が吹き荒れた3日目は最少スコアの74をマークし、11位に浮上。この日も全体ベストの67をたたき出して2位でフィニッシュ。2017、19年賞金女王の実力を見せつけた。

 鈴木は「予選は本当にギリギリ(通過)だったので、劇的にジャンプアップできた。ここまで上がってこられるとは思ってなかったので、すごく成長した2日間だった。ドライバーとアプローチがすごく良かった」と自画自賛した。

 次週は昨年4位のSky・RKBレディス、6月には海外メジャーの全米女子オープンが控える。鈴木は「来週も得意な試合だし、いい状態で全米を迎えられたら」と今後を見据えた。(星野 浩司)

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