宝塚歌劇団の元雪組トップスターで、女優の麻実れいと歌手の小柳ルミ子が11日、都内で行われた宝塚歌劇団OGが集結する音楽イベント「TOKYO FM/BS11 presents 昭和100周年記念 昭和ゴールデンHITS 100 in Orchestra ~宝塚レジェンドスターたちが歌う昭和の名曲!~」(30日、東京・日本武道館)の記者発表会に出席した。

 麻実と小柳は宝塚音楽学校時代の同期。

5月6日に同イベントの宣伝番組で1970年の初舞台の千秋楽以来、56年ぶりに再会したばかりだ。

 先に登場した麻実の「ルミ子ちゃ~ん」という弾んだ声に導かれ、小柳は笑顔で姿を現した。麻実からそっと背中に手を当てられると、「私は号泣すると思ったんですよ。56年の年月が吹っ飛んで、予科生、本科生、初舞台の思い出がハッとよみがえった」。麻実も「とても不思議なんですよ。56年ぶりに宣伝でこちらのFMで出会ったときに56年(の年月が)吹っ飛んでしまって。昨日も会ったみたい」。半世紀を越えた再会に感慨深げ。麻実が「頑張ったね」と言えば、小柳も「頑張ったわね、あなたも」と互いにねぎらった。

 2人は宝塚音楽学校で濃厚な時間を過ごしたようだ。小柳が「ターコ(麻実の愛称)の規則違反で私はいつも怒られる役でした」と暴露すれば、「私は規則違反なんてしっぱなしですよ。あなたは成績が良くて、首席だった」と麻実。

それでも入団時、15歳だった小柳にとって、18歳の麻実は「いいお姉さん」で、70年に宝塚を退団するときに唯一相談した存在だったという。「ターコは『ルミ子はその方がいい。ルミ子は芸能界に入った方がいい。そういう人だと思うよ。頑張ってね』って言ってくれたの忘れたでしょ?」と聞けば、麻実は「その時はそう思ったけど、月日が流れて忘れたの」とサッパリ答え、会場の笑いを誘った。

 同イベントでは、一路真輝真琴つばさら豪華な後輩OGたちとも共演するが、同期は格別な存在。麻実は会見前に小柳から「ターコ、背中がちょっと曲がり始めているよ」と指摘されたことを明かし、「こんなダメ出しをしてくれるのは同期くらい。ありがたい。その時から背骨をぐっと伸ばしました」の笑顔。本番では、2人でデュエットするという。

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