◆ファーム・リーグ中地区 ハヤテ6―13西武(14日・ちゅ~るスタジアム清水)

 プロ野球ファーム・リーグ中地区のハヤテは、地元・清水桜が丘高出身の野村裕樹投手(26)が、今季3度目の先発で5回1失点と好投を見せた。救援陣が崩れて試合は6ー13で黒星。

野村の今季初勝利はお預けとなったが、3回に1点を失ったのみで、無四球だった。6安打を許したが、要所は締めて最少失点でまとめた。

 今月から先発ローテーションの一角に加わった。今季初先発となった5月4日の巨人戦では3回1/3を5失点。8日のDeNA戦でも1回2/3を5失点と結果を残せなかった。「今日は何がなんでも抑えなきゃいけないという気持ちと、長いイニングを投げようという気持ちだった」と振り返った。マウンド上では体の開きを修正し、腕の振りをコンパクトに変更した。

 今季は中継ぎとして“勝利の方程式”の一角を担っていたが、「それよりも重要なポジション。先発を任されることはうれしいですし、信頼されていると感じた」と責任感を口にした。赤堀元之監督(56)は「しっかりとイニングを稼いでくれましたし、しっかりした投球を見せてくれた。前よりもいいピッチングです」と評価した。

 ハヤテ創設初年度から所属する右腕は、1年目に右肘痛で長期離脱を経験。

一度は“戦力外通告”も受けたが、状態が戻った中で2年目のトライアウトに挑み、契約継続を勝ち取った。昨季は一時防御率2点台を記録しながら、終盤に4点台まで悪化。「やりきれない思いがあった」と振り返る。今季も防御率9・64と苦しんでいるが、「チームの勝利に貢献しつつ、防御率も下げていけたら」と前を向いている。

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