◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」
巨人の泉口友汰内野手が、4月21日の中日戦(長野)の試合前練習で打球を顔面に受け「脳しんとう、顔面打撲、口腔(こうくう)内裂創」と診断された。先日、無事1軍に復帰を果たし「当たり所が悪ければ…というのもあるので、また野球ができる状態に戻れてよかった」と笑顔で語る姿に安心した。
私も同様の経験をした。24年の8月。甲子園での取材中に、練習中の打球が右側頭部に直撃して緊急搬送された。ボールの縫い目が顔にくっきりと付き、顔は腫れ、衝撃で奥歯は欠けた。診断結果は外傷性のくも膜下出血で、約1週間の入院。さらに1か月は療養生活で現場に立てない日々を過ごした。
仕事ができない時、元気をくれたのはテレビに映る選手の奮闘だった。みんなに「おかえり!」と温かく迎えてもらい、ようやく現場に復帰を果たした1週間後に、巨人はマツダでリーグ優勝を決めた。歓喜の瞬間を現場でなんとか取材できたことは、忘れられない思い出となっている。
野球に限らず、ボールが当たることはもちろん、骨折や大きなけがはスポーツにはつきもの。泉口のアクシデントだけでなく、今季は球審に打者のバットが直撃するといった大きな事故も相次いでいる。よく選手から「生活を懸けて、人生を懸けてプレーしている」との言葉を聞くが、本当に危険と隣り合わせで、命を懸けてプレーしているのだと、身をもって実感した。
◆水上 智恵(みずかみ・ちえ) 2021年入社。配属から巨人担当一筋。










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