元中日監督で野球解説者の落合博満氏が17日までに、自身の公式YouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。中村紀洋氏について語った。

 中村氏は2007年に中日に育成で入団し、開幕前に支配下登録されサードとして試合に出場。同年の日本シリーズでMVPを獲得する活躍を見せていた。

 落合氏は中村氏を獲得する際、「獲るときには『野球をやれるチャンスだけはもう1回与える。そこで結果出して、お前を欲しいっていう球団があったらどこに出て行ってもいいよ』っていうことを本人に伝えたの。『1年間だけは面倒見るから。その後はもう自分で好きにしろって』って」と伝えていた。

 「2年目(2008年シリーズ)が終わって、楽天が欲しいってきたんだ。だから、ドラゴンズとしては、もう中村に対する役割は果たしたってなって。だから本人がドラゴンズに残るか楽天に行くか自分で決めろって。『恩を仇で返した』っていうような形で周りは言うけども、俺とノリとの約束だ。『欲しいっていう球団があったら自分で判断して決めろよ』っていう。それで決めて行ったから、俺は『良かったな』と思ったんだ」と当時を振り返った。

 「ノリも納得済みで行ってるんだよ。当然楽天の方が条件良かったはずだから。マスコミがそういうふうに報道するからだよ。すべての原因って言うのはマスコミにあるんだよ」と話し、「だからお互い何も考えてないんだよ、それに関して言うと。楽天行ってそれから横浜行って、彼の野球人生は伸びたわけだから。だから一つの役割を果たしたっていうだけのことなんだ」とした。

編集部おすすめ