2022~24年に行われた歌舞伎俳優・市川團十郎(48)の13代目襲名披露公演を記録したドキュメンタリー映画「襲名」(三池崇史監督)が9月に公開されることが17日、分かった。第79回カンヌ国際映画祭を開催中のフランス・カンヌで発表された。

 映画「無限の住人」(17年)で團十郎(当時は海老蔵)とタッグを組んだ三池監督がドキュメンタリー映画に初挑戦した。9年ぶりとなる歌舞伎界最高峰の大名跡復活の舞台裏に密着。江戸時代から300年以上にわたり、名優を輩出してきた成田屋に「令和の團十郎」が誕生した歴史的瞬間を映像に記録した。

 團十郎は「長きにわたり代々受け継がれてきた團十郎の名が、映像作品として後世に残されますことを、誠にありがたく、光栄に存じます」と映画化を歓迎。「三池監督の手により、どのようなかたちで映像化されるのか、今から大きな期待を抱いております」と声を弾ませた。

 三池監督は「『感動』などという薄っぺらな言葉から解放されたいと願っている、あなたの魂を射抜く魔の眼力をスクリーンでお楽しみいただきたい」と呼びかけた。

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