今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾り、来年1月の第103回大会で節目の10度目の優勝を目指す青学大が、今季からチームスポンサーとなったレッドブルの本社があるオーストリア・ザルツブルクの最新鋭のトレーニング施設で合宿を行う計画があることが17日、分かった。学生3大駅伝のメンバー候補となるトップチームの精鋭25人前後が8月下旬~9月上旬に約10日間、質の高い練習を行う予定。

現在、レッドブルは、青学大駅伝チームの受け入れに向けて、レッドブルと契約するアスリートだけが使用できる施設で万全の準備を進めているという。

 青学大駅伝チームとしては初の海外合宿となる。以前、原晋監督(59)は、長い移動時間が必要となる海外合宿に懐疑的だった。同時に原監督の信条は「現状維持は後退」。進化するために新たな強化策としてオーストリア合宿を検討している。

 この日、青学大は、前半シーズンのビッグイベントの関東学生対校選手権(通称・関東インカレ、21~24日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)の出場メンバーから外れた選手が東京・町田市立陸上競技場で行われた絆記録挑戦会に出場。5000メートルで、飯田翔大(かいと、3年)が13分46秒54でチームトップ。黒田然(3年)が自己ベスト記録の13分47秒13でチーム2位、前川竜之将(2年)が13分54秒80でチーム3位に続いた。原監督は「関東インカレのメンバー以外も力をつけており、選手層が厚くなっている」とチームの底上げに手応えを明かした。

 レースを終えた後、選手は、自分の荷物をスタッフが運転する車に運び入れた後、いつも通り、当たり前に約7キロ離れた選手寮まで走って帰って行った。

 8月下旬~9月上旬に計画されているオーストリア合宿メンバーに選ばれることが秋から始まる学生3大駅伝出場に近づくことになる。暑さが増す日々、青学大のランナーは地道に走り続けている。

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