◆第33回平安S・G3(5月23日、京都競馬場・ダート1900メートル)

 昨年のジャパンダートクラシックを制したナルカミ(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父サンダースノー)。逃げて上がり最速を使い、2着馬を3馬身、3着馬を12馬身差離す衝撃のレースぶりを見せた。

しかし、その後は3戦走って13、6、5着と低迷。そのどれもが逃げる形ではなく、田中博調教師は「今までは控える競馬にも対応できるように取り組んできたけど、結果を見ると自分のリズムで走らせたほうが力を出せる」と敗因を分析した。

 勝ったレースのパフォーマンスから能力の高さは疑いようがなく、自分のリズムでさえ走ればおのずと結果はついてくるだろう。復活へ向けてトレーナーは「今回はハナにこだわる競馬をしたい。そこが一番のテーマなので、テンから行けるような調教をしています。相手や条件がどうこうというより、自分の競馬ができるかどうか」と徹底先行にこだわる構えだ。

編集部おすすめ