巨人の田中将大投手(37)が“リフレッシュ抹消の法則”を追い風に、チームを8連勝に導く。21日のヤクルト戦(神宮)に中11日で先発。

G球場で20日、キャッチボールなど最終調整を行った。チームは8連勝すれば21年6月29日の広島戦(東京D)以来、5年ぶりの大記録。「勢いがある。そこにしっかり乗っかっていけるように」と快投を誓った。

 今季は先を見据えて一度登板間隔を空けるリフレッシュ抹消を竹丸、ウィットリー、井上、則本の4人が経験。いずれも中10日以上を空けた直後の登板で好投している。日米で長く先発として活躍してきたプロ20年目のベテランは「単純にリカバリーする時間があるから、それ(体の感覚)はいい」と、万全の準備を整えてきた。

 前回登板は9日の中日戦(バンテリンD)。5回4失点(自責1)で今季初黒星を喫し、リフレッシュのため一度出場選手登録を外れていた。今季初めての抹消期間中には、自分自身の投球感覚や「知らないうちに少しずれていた」という体の使い方を再確認。「たくさん時間をいただいたのでバッチリ。いろいろなことを整理できて本当に良い時間になった」と再び万全の状態をつかんだ。

 今季は自身開幕3連勝を飾るなど6登板で3勝1敗、防御率2・27。唯一2年連続開幕ローテを担うなど衰え知らずの投球を続けているが「こんなので復活っていわれたらダメですね。復活したとか、そういうのはシーズン終わってからだと思うので」と決して現状には満足していない。

 現在1・5差で首位を走るヤクルト打線とは今季初対戦となるが「相手打線のその日の狙い、チームの打者の特徴もある。そこは臨機応変にやれたら」と柔軟な考えで立ち向かう決意だ。勝てば日米通算204勝目。流れに乗り、完全復活への一途をたどる。(北村 優衣)

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