主役の森下は冷静だった。7―7の9回だ。
藤川監督も大興奮だった。「あんまり見たことない。タイガースでずっとプレーしてきましたけど、びっくりするようなゲームになりましたね」。殊勲の3番打者は5月に入り18打席連続無安打を味わうなど、状態を落とした。19日に2安打を放つと、きっちりと復調。
7回の攻撃前は7点ビハインドだった。ガラッと空気を変えたのは、森下と同じ都内の自主トレ施設に通う、弟分のドラフト1位・立石だった。2戦連続で「6番・左翼」でスタメン出場し、7点を追う7回1死一塁でマラーから甲子園初安打となる中前打。プロ初安打を記録した19日の中日戦(倉敷)に続く初球攻撃だ。その後に4連打が生まれ、一挙4得点。8回の3得点で追いつき、完全に流れを引き寄せていた。
「こういう展開になっても勝負ができると、チームの強みに変えて戦っていきたい」と藤川監督。森下も「全員が力になって、束となったゲーム。いい勢いに乗れたら」と前を向いた。5カードぶりとなるカード勝ち越しで、首位・ヤクルトに0・5ゲーム差。










![Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Bs8QS7x7L._SL500_.jpg)
![熱闘甲子園2024 ~第106回大会 48試合完全収録~ [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qkTQrSuML._SL500_.jpg)