◆第9回葵S・G3(5月30日、京都競馬場・芝1200メートル)=5月26日、美浦トレセン

 カンナS快勝後に右膝の骨折が判明して休養していたウチュウノセカイ(牡3歳、美浦・青木孝文厩舎、父タワーオブロンドン)が、復帰戦を迎える。追い切り前日は坂路を64秒7―16秒4で駆け上がった。

 入厩からの約1か月半、入念に調整が進められ、20日のWコースでは、原優介騎手が2週連続で騎乗。大きく先行したミスターマーボー(現3歳1勝クラス)を相手に5ハロン66秒6―11秒3。わずかに遅れる形になったが、追走していたことを考えれば気にする必要はなく、仕上がりは良く見える。青木調教師は「順調に乗り込んで、うまく作れていると思う。懸念点としては休み明けということだけ」とここまでの調整に手応えをつかんでいるが、実戦勘をポイントに挙げる。

 すずらん賞7着から挑んだ前走は13頭立ての9番人気。抜群のスタートを決めると2番手から危なげない走りで快勝し、青木調教師のJRA通算100勝に華を添えた。「王道の競馬で勝った前走の勝ちっぷりは時計、内容ともに良かった。力はある」と指揮官。馬名からも常識にとらわれないスケールの大きさを感じさせるだけに、休み明けを克服して再度の激走を狙う。

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