◆日本生命セ・パ交流戦 2026 巨人3―8ソフトバンク(26日・東京ドーム)

 巨人がソフトバンクに敗れ今季ワーストの5連敗。交流戦は黒星スタートとなった。

先発の則本昂大投手が1イニング3被弾するなど4回7失点の大乱調。5四死球を与えるなど制球に苦しみ、試合を作れなかった。泉口友汰内野手を今季初めて1番に据えた打線も、初対戦となった大津投手のチェンジアップをとらえられず、7点を追う8回に2得点と反撃するも遅かった。チームは新体制で再出発となったが、橋上秀樹監督代行の初陣を勝利で飾れなかった。

 気合が空回りした。則本は初回から2四球を与え、無失点には抑えたが最初の3個のアウトを奪うのに32球を要した。ここまでの5試合で合計わずか3四球と、本来はストライクで勝負する攻めの投球スタイルが持ち味。勝ち星には恵まれなかったが防御率2・70と安定した投球を続けてきた。だが、この日は立ち上がりから制球が定まらず、何とか変化球でかわそうという配球が目立った。

 それでも我慢の投球で2回も得点を許さなかったが、3回に暗転した。1死後、高めに浮いた直球を正木にとらえられ、左越え先制ソロを被弾。そこからさらに、2者連続で四球を与えた。

ここで栗原に対し甘く入ったスライダーをバックスクリーンまで運ばれた。続く山本恵の右翼ポール際への大飛球は、最初ファウルと判定されたが、小久保監督のリクエストで判定が覆り2者連続ホームランに。楽天時代の21年の5月26日の巨人戦(東京ドーム)以来、自身2度目の1イニング3被弾で一気に5点を失った。

 4回にも2死一、三塁から近藤に右翼線へ2点二塁打を浴びた。初球、チェンジアップが真ん中に甘く入った失投だった。結局、移籍後最短の4回で同ワーストとなる7失点KO。5四死球も今季最多だった。「ボールをしっかりコントロールすることができませんでした」と反省を口にした。今季3敗目を喫し、またも巨人初勝利はならなかった。

 今季47試合目で45通りとなる打線も、なかなか機能しなかった。0-0の2回に先頭の大城が二塁打を放つと、キャベッジの二ゴロで1死三塁に。絶好の先制チャンスだったが、ここで7番・浅野が痛恨の空振り三振。

後続も倒れて無得点に終わり、先に試合の流れをつかめなかった。8回までに6度、イニングの先頭打者が出塁したが、なかなかあと1本が出ず。8回の反撃も及ばず、3得点に終わった。

 阿部慎之助・前監督の辞任で、橋上オフェンスチーフコーチが監督代行となり、新体制で臨んだ交流戦の開幕ゲーム。過去の交流戦通算で30勝43敗1分けと最も負け越していたソフトバンクに44敗目を喫した。昨年6月以来となるチーム5連敗。貯金は1となった。

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