◆静岡県高校総体サッカー▽準決勝 静岡学園6―1藤枝東(31日・藤枝総合運動公園サッカー場)

 準決勝が行われ、浜松開誠館と静岡学園がファイナルに進んだ。磐田東と対戦した開誠館は0―1の後半29分にDF大石櫂(3年)のゴールで追いつくと、PK戦を4―2で制した。

静学はFW沢井翼(3年)の4戦連続のマルチ得点などで、藤枝東に6―1で大勝した。開誠館の2連覇か、静学の2年ぶりか。決勝は7日午後0時35分からエコパで行われる。

 静学がゴールラッシュで藤枝東を粉砕。新人戦に次ぐ2冠に王手をかけた。

 エースFW坂本健悟(3年)が前日の脳しんとうで欠場したピンチを、相棒の沢井が救った。オウンゴールで1点をリードして迎えた前半19分、DFラインの裏を狙った味方のパスに鋭く反応。2人に挟まれながら右足で蹴り込んだ。「いいパスが来たので決めるだけでした」

 さらに後半15分にも追加点。4戦連続の2得点だ。前日の準々決勝後に「坂本を決勝に連れて行くためにも点を取る」と宣言していたストライカーが、有言実行の大暴れを見せた。

 Bチームだった昨年11月に右足を負傷。

手術を受け、復帰できたのは新人戦後の2月だった。新チームのスタートに出遅れた分、今大会は燃えていた。前線で当たり負けしない179センチ、72キロ。川口修監督(52)も「運動能力が高い。決定力もある」とうなずいた。

 186センチの長身を誇るDF飯尾善(3年)の今大会初ゴールも効いた。前半終了間際に1点を返され、藤枝東に流れが傾いた。そんな嫌なムードで迎えた後半11分、CK後の混戦から蹴り込み、ライバルを突き放した。本来は坂本が位置するファーサイドに陣取っての一撃。「中学ではFWだったのでシュートは得意なんです」と笑った。

 さあ決勝だ。昨夏の準決勝で敗れた開誠館との雪辱戦。

「点を決めたい」と飯尾。沢井も「2点取って、2ケタに乗せたい」と活躍を誓った。(里見 祐司)

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