J1の横浜FMは3日、大島秀夫監督との契約を百年構想リーグ限りで解除し、解任することを発表した。横浜FMは24年からの2年間で、4度目の監督交代となった。

 大島監督はクラブを通じて発表したコメントで、これまでの感謝を示しながら「私自身が在籍した期間の中でクラブをもっと良い方向へ変えたい、さらに成長させたいという強い思いを持ち、全身全霊で取り組んできました。しかし、その思いをクラブ全体に浸透させることができないままこの場を離れることになったことは、言葉では表しきれないほど悔しく、無念でなりません。クラブの未来のために成し遂げたかったこと、実現したかったことがまだ数多く残っているだけに、その悔しさは今も強く胸に残っています」と、無念をつづった。

 昨年6月中旬、クラブ初の2度の監督交代を経て、古巣の監督に就任。監督初挑戦ながらチームに一体感をもたらし、指揮したリーグ16試合(暫定の1試合は除く)で8勝2分け6敗と巻き返し、チームをJ1残留に導いていた。ただ、百年構想リーグでは昨季終盤の勢いを保つことができず、東地区の7位にとどまっていた。

 鈴木健仁スポーティングダイレクターは「大島監督は、F・マリノスが目指す攻撃的なフットボールを取り戻すために、日々のトレーニングや試合への準備においても、選手、スタッフと向き合いながら、チームを前へ進めようとする姿勢を示し続けていただきました。また、2025年にはクラブとしてもチームとしても極めて難しい状況下で監督を引き受けていただき、J1リーグ残留という大きなミッションを達成していただきました」と感謝を示した。

 一方で、「クラブが掲げる2029年クラブワールドカップ出場という目標を見据えたとき、チームの成長をより速く、より確かなものとし、結果につなげていくためには、現状のチームに変化が必要であると判断しました。横浜F・マリノスが再び国内で上位を争い、アジアで勝ち上がり、世界に挑むクラブになるため、クラブとして協議を重ねた結果、このタイミングで新たな体制に移行することが必要であると判断いたしました」と説明。「また、当然ながら結果に関しては監督一人に帰するものではなく、ここ数年で解決し切れなかった課題や、戦い方と編成の整合性、チームを支えるクラブ全体の体制について、クラブ全体として重く受け止めています」と、クラブとしての責任もつづった。

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