J1清水エスパルスのMFマテウスブエノ(27)が、鹿島へ完全移籍することが6日、決定的となった。背番号10を背負う中盤の核が、新天地へ旅立つ。

複数のJ1クラブが獲得に乗り出した昨季も鹿島はオファーを出しており、熱意が獲得につながった。清水ではMF宇野禅斗(22)のドイツ1部ボルシアMGへの移籍も確実視されており、中盤の主力2人がチームを離れることになる。

 ブエノは昨季、ブラジルのグアラニFCから加入。日本初挑戦でリーグ戦37試合に出場してJ1残留の原動力となった。Jリーグ優秀選手賞にも選出されるなど高い評価を受けた。今季は念願だった背番号10を継承。「力を出して授かった番号。サポーターをがっかりさせないよう全力で頑張る」と決意を口にしていた。明治安田J1百年構想リーグでは18試合に出場して1得点で、攻守両面で存在感を発揮した。高い足元の技術と豊富な運動量を武器に、数多くのチャンスの起点となっていた。

 端正なルックスでも人気を集めたブラジル人MFは、6月13日にMUFG国立で行われるJリーグオールスターDAZNカップに出場予定。オレンジサポーターから愛されたブラジル人のエスパルス戦士としての雄姿は、見納めとなりそうだ。

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