◆プロボクシング ▽バンタム級(53・5キロ以下)6回戦 〇片岡叶夢(1回KO)ジャクパン・サントン●(10月29日、東京・後楽園ホール)

 高校3冠の「ザ・ドリーム」片岡叶夢(18)=大橋=がジャクパン・サントン(36)=タイ=を1回1分28秒KOで下し、プロデビューから2戦連続KO勝利を飾った。

 片岡は初回、「プロになった時からずっと練習していた」という左ボディーアッパーを脇腹にねじ込んでダウンを奪い、そのまま10カウントを聞かせた。

「これからも武器になっていくパンチ。手応えも、感触もあった。タイミングだけで打ったパンチなので、思い切り振ったらもっとダメージを与えられたと思う」と頬を緩めた。

 今年6月のプロデビュー戦(54キロ契約6回戦)でアタッチャイ・プラソエトリ(タイ)に3回TKO勝ち。2戦目へ向け、長いラウンドを見据えた戦い方にも磨きをかけてきたが、わずか88秒で決着。「もう少し近い距離で戦っていこうと思ったところで終わってしまった。もう少し長くやりたい気持ちはあった」と苦笑した。

 B級(6回戦)で2勝を挙げ、A級(8回戦以上)昇格を決めた。「まだ2戦目で、8オンスの経験も足りない。自分の中で安心感はまだ得られてない。相手と向き合った時の距離感やパンチを受けた感覚など、より丁寧にカバーしなきゃいけないと感じた」と振り返りながらも、「これからどんどん手応えのある相手と対戦させてもらえると思う」。来年1月に19歳を迎えるホープは「ランキングやベルトに近づけるように頑張っていきたい。

タイトル挑戦のチャンスがあればやらせてもらえるように、いつ言われてもいいように準備したい」と目を輝かせた。

 戦績は片岡が2勝(2KO)、ジャクパンが17勝(13KO)15敗。

 ◆片岡 叶夢(かたおか・とむ)2008年1月29日、千葉県生まれ。18歳。4歳でキックボクシングを始め、小学3年の時に兄・雷斗の影響でボクシングに転向。中学2、3年時に全国大会優勝。千葉・習志野高では、高1の国スポ(国体)で優勝すると、高3でインターハイ、国スポを制し3冠を達成。アマ戦績は54勝(25RSC)5敗。また高校3年時には、第38回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにも挑戦した。身長171センチのサウスポー。

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