坂詰姫野がフルセットの接戦を制し予選決勝へ


全仏オープン」(フランス・パリ)の女子シングルス予選2回戦が5月20日に行われ、予選第21シードの坂詰姫野(橋本総業ホールディングス/世界ランキング131位)は、カチンカ・フォン・ダイヒマン(リヒテンシュタイン/同241位)を6-3,2-6,6-3で下し、予選決勝に進出した。

5月18日から22日まで行われる予選には、日本女子選手4名が出場している。
今年の全豪オープンで6度目のグランドスラム挑戦にして本戦初出場を果たした坂詰は、予選1回戦でワイルドカード(主催者推薦)のマノン・レオナール(フランス/同317位)を6-1,6-0、わずか49分で退けて2回戦へ駒を進めていた。

この日は、女子ツアーでは数少ない片手バックハンドを駆使するフォン・ダイヒマンと対戦。相手のバックハンドを狙ってラリーを組み立て、ミスを誘った坂詰は、第4ゲームでブレークに成功し試合を優位に進める。一度は追いつかれたものの、第8ゲームで再びリードを奪うと、最後は鮮やかなバックハンドのウィナーを決めて第1セットを先取した。

しかし、第2セットに入るとフォン・ダイヒマンがショットの精度を修正。坂詰は長いラリーを嫌ってミスが増え、このセットを2-6で落とした。

迎えた最終セット、坂詰は第2ゲームのピンチをしのぐと、直後の第3ゲームでフォン・ダイヒマンのダブルフォールト2本とフォアハンドのミスに乗じてブレークに成功する。

ここから集中力を高めた坂詰は、自身のサービスゲームを3連続でラブゲームキープして主導権を完全に掌握。リズムを掴んだまま5-3で迎えた第9ゲームを再びブレークし、フルセットの熱戦に終止符を打った。

全豪オープンに続いて2大会連続のグランドスラム本戦出場を懸け、坂詰は予選決勝で20歳のエレナ・プリダンキナ(同220位)と対戦する。
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