ここまで鳥栖の攻撃を牽引してきた林 photo/Getty Images
やっぱり強いチームは隙を突いてくる
サガン鳥栖は2日、明治安田生命J1リーグ第7節でC大阪とアウェイで対戦した。開幕戦からここまで無失点を続けていた鳥栖にとっては記録更新がかかった一戦だったが、後半開始直後に失点して記録はJ1最長タイの6試合でストップ。
ここまでの戦いと同様にしっかりとパスを繋ぎ、77分にDFファン・ソッコが退場して数的不利となった中でも90分間でのポゼッション率は6割近くあり、終始ボールを支配する展開となった鳥栖。ただ、この日の試合では相手によって持たされているという印象が強く、なかなかゴール前までボールを運ぶことができない。前半のシュート数はわずか1本、後半に6本まで増やしたが、C大阪の10本を下回っており、大きな決定機はほとんど作らせてもらえなかった。C大阪に点差以上の実力差を見せつけられてしまったと言っていいかもしれない。
それを金明輝(キン・ミョンヒ)監督や鳥栖の選手たちも痛感。試合後にC大阪戦を次のように振り返っていた。
「セレッソさんにうまくゲームを運ばれたという印象です。後半の立ち上がりに軽いプレイから失点してしまうと、難しくなるのかなと思います。(ボールを)持つというより、相手が引いてしっかりブロックを敷いているんで、持たされているということも僕らは理解しています。そういった中でも前進してゴール前に迫るシーンもあって、後半にしっかりと戦えるのかなと思った矢先に失点してしまったので、ゲームプランも含めて乗れなかったなという印象です。退場も含めてですね(金明輝監督)」
「個人個人のバトルや1対1の球際とか、そういったところで負けていた場面が多かったし、(試合に)負けていなかったことで、ひとりひとりにちょっとずつ驕りがあったのかなと思います。
「流れ的にはファウルが多くて、自分たちのリズムを作れなかったなと思います。(後半の失点シーンについては)クリアがちょっと甘くなって、セカンドボールを拾われて、打たれた結果入ってしまったので、もうちょっとセカンドボールへの準備を早くすべきだったかなと思いました。今日は相手に引かれて、自分たちは後ろでボールを回すだけでした。もっと前を狙ったり、クロスを上げたり、ミドルシュートを打ったり、そういうのをもっと増やしていかないとゴールは取れないかなと思います。自分自身もシンプルなミスや技術ミスが前半を含めて後半も多くて、それ修正できなかったというところもあるので、課題に感じています(中野伸哉)」
7日に行われる次節は、アウェイで川崎フロンターレと激突する鳥栖。しっかりと気持ち切り替え、C大阪戦の課題を活かしつつ王者との一戦に臨んでもらいたい。開幕戦からの無敗と無失点が止まってしまった鳥栖にとって、今後の行方を占う上でも重要な一戦となりそうだ。

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