NY市長マムダニ氏はアーセナルファン CL決勝を前にコラムで...の画像はこちら >>

NY市長マムダニ氏 Photo/Getty Images

アフリカにルーツを持つ者にとって特別なクラブだ

アーセナルはプレミアリーグをついに22年ぶりに制し、今夜ブダペストの地で欧州一をかけてパリ・サンジェルマンと戦う。

英国首相キア・スターマー氏、俳優のアン・ハサウェイ氏など著名人にもアーセナルファン“グーナー”は多いが、ニューヨーク市長ゾーラン・マムダニ氏もそのひとりだ。

同氏は『The Athletic』にコラムを寄稿し、アーセナルとの出会いや、アーセナルを応援することについて綴っている。

アーセナルとマムダニ氏の出会いは9歳のときだったようだ。それからずっと、アーセナルはマムダニ氏にとって大切なものとなった。無敗優勝を見届け、05-06シーズンのCL決勝も見守った。今でもヘンリク・ラーションの名前を聞くと胸が痛むという。同氏はNY市長となり、本を読むこともできない忙しい日々を送るなか、プレミアリーグの順位表を見て笑顔になることは「ひとつだけ譲れないこと」だと語っている。

多くのファンと同じように、マムダニ氏も悔しさで唇を噛むような瞬間をいくつも味わってきたようだ。「ロビン・ファン・ペルシーがマンチェスター・ユナイテッドに移籍するのをただ見ているしかなかった」「タイトル獲得の話は、4位という順位自体がタイトルであるという考えに取って代わられた」と、多くのファンが経験してきた悔しさをマムダニ氏も味わっていた。マンチェスター・ユナイテッドに8-2で大敗したときも、ジョゼ・モウリーニョにアーセン・ヴェンゲルが「失敗の専門家」と呼ばれたときも、クラブを応援したとマムダニ氏は綴った。

アーセナルは有色人種と最初に積極的に契約したイングランドクラブの1つであり、その点もアフリカ生まれのマムダニ氏にとって共感するものがあったようだ。

「いずれにせよ、私たちがアーセナルを愛する理由は、単なる成功への愛よりもはるかに深いものだった。アフリカにルーツを持つ私たちにとって、アーセナルはそれ以上の存在だった。
ヨーロッパのクラブが本格的にアフリカ大陸の選手を発掘するようになるずっと前から、アーセナルはアフリカ人選手を積極的に受け入れてきたクラブだった。アフリカネイションズカップに選手を送り出し、ナイジェリア、コートジボワール、カメルーン出身の選手たちが歴史の中心を担ってきたクラブだった」

「待ち時間は終わった。祈りは聞き届けられた」とマムダニ氏は書いている。さまざまなルーツを持つファンたちが見守るなか、アーセナルは欧州チャンピオンに輝くことができるだろうか。キックオフは日本時間5月31日、1:00となる。

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