「直木賞」のニュース
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さらば、石原慎太郎『文学賞メッタ斬り! ファイナル』
「メッタ斬り」といえば大森望・豊崎由美(ザキは、本当はつくりの上が「立」)。そういう共通認識ができあがって久しい。私の手元にはこんな(別欄写真参照)同人誌まである。パロディ本が作られるまでになったんだ...
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書評家・杉江松恋が読んだ! 第147回直木賞候補作品。新鮮な顔ぶれを一気にレビュー
来る7月17日、第147回芥川・直木賞選考会が開催される。それを記念して、またまた候補作を全部読んでみた。まずは直木賞篇である。候補者5名のうち、辻村深月と貫井徳郎が3回目で、あとはすべて初候補作入り...
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「坂道のアポロン」一挙再放送! ジャズと60年代再評価キタコレ(読書ガイド付き)!
あまりアニメを見ない私だが、今クールは追っかけて見ている作品がいくつかある。「峰不二子という女」と「AKB0048」と、それから「坂道のアポロン」だ。このアニメについては、すでにたまごまごさんがその演...
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「魔法少女まどか☆マギカ」のまどか役声優が歌手デビュー!〈「プティパ」悠木碧インタビュー前編〉
2011年の日本アニメ界を席巻した衝撃作「魔法少女まどか☆マギカ」。直木賞作家・桜庭一樹の大人気ミステリーが原作の「GOSIC―ゴシック―」。この2作品でヒロインを好演し、3月2日に発表された2011...
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40年前の大河ドラマで清盛はどう描かれた?「平清盛」と「新・平家物語」
■清盛って、何した人?この年明けよりNHK大河ドラマの新シリーズ「平清盛」が始まっている。その主人公はタイトルどおり平安時代末期の武将だ。しかし考えてみたら、平清盛って、何をした人なのかよくわからない...
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決定、第146回芥川賞直木賞! 不機嫌会見の田中慎弥「共喰い」の真価は?
第146回芥川賞は円城塔「道化師の蝶」、田中慎弥「共喰い」、同直木賞は葉室麟『蜩ノ記』がそれぞれ受賞を果たした。円城塔は3回目、田中慎弥と葉室麟は5回目の候補での栄冠獲得である。おめでとうございます。...
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書評家・杉江松恋が読んだ! 第146回芥川賞候補作品、ほんとうに凄いのはこれだ!
来る月曜日、1月17日に第146回芥川賞・直木賞が発表される。ご存じの通り、出版界最大のお祭り騒ぎの幕開けである。このときだけはマスメディアが、あるかないかわからない「文壇」をあることにして大騒ぎする...
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タモリから赤塚不二夫へ〈私も、あなたの数多くの作品の一つです〉。あれは弔辞のパロディだった『大弔辞』
結婚披露宴で祝辞を詠んだことのある人はかなりいると思うが、葬儀で弔辞を詠んだことがあるという人は案外少ないのではないか。個人的に、弔辞はそれなりに功成り名遂げた人に対して詠まれるものというイメージがあ...
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出版社と絶交! 餃子パーティが嫌い! 芥川賞作家長嶋有『安全な妄想』(蟹も嫌い)
長嶋有の『安全な妄想』を読んでいたら、こんな文章に出くわした。「映画秘宝」の編集者から来た仕事依頼メールの一節だという。――「長嶋有さんと仕事したいと編集長にいったら『長嶋さんは引き受けてくれないだろ...
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自分はなぜ学校に行くのか考える~エキレビ!推薦■夏の文庫本ベスト5読んでしゅぽ!
「夏休みって、うちで毎日子供がゴロゴロしてるから鬱陶しいんだよねー」とか言っているお父さんお母さん、あと数年もしたらその子には相手にもしてもらえなくなりますよ。まだ間に合うから子供と一緒に遊びにでも行...
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自民党、ソニー、向田邦子……人物でたどる戦後史~エキレビ!推薦■夏の文庫本ベスト5読んでしゅぽ!
8月というと、お盆や終戦記念日などがあって、故人を偲ぶ時期というイメージが強い。だからというわけではないが、今回のエキレビ!「夏の文庫本」企画で私は、戦後史にその名を残す人たちの伝記やノンフィクション...
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ロケットおっぱいの語源!?「新宿鮫」パワーアップの十作目!
新宿鮫こと鮫島警部が初登場したのは、新宿の「その筋では有名な」サウナだった。これ、みんなが忘れている事実。鮫島が所属する新宿署ではなく、別の所轄から来た警察官が、若い男にむりやり言うことをきかせようと...
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もう出た! 直木賞作家、道尾秀介の新作『カササギたちの四季』のお手並み拝見
「これが私の/僕の/俺の、読みたかった道尾秀介だ!」この本を手にした読者の声が聞こえてくるような気がする。『カササギたちの四季』は、『月と蟹』で第144回直木賞を受賞した道尾秀介の、受賞後第1作にあた...
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本日授賞式! 芥川賞作家・西村賢太の分身、北町貫多の7つのひみつ
本日、2月18日金曜日は、第144回芥川・直木賞の授賞式がある日だ。夜のニュースで中継映像が流されるか、みんなチェックしてみよう。中でも気になるのが、西村賢太だ。受賞者のスピーチで何を言うんだろう。い...
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整理なんかいらん! 断捨離とは正反対、草森紳一という生き方
他人の葬式や通夜に参列するのは面白い。……なんて言うと語弊があるけれど、通夜のあとの会食などで親族や古い友人から話を聞き、故人の思いがけない一面を知ったという経験は、誰しもあるのではないだろうか。20...