中国メディアの国際商業新聞は12日、「中国で時価総額が1兆元(約24兆円)を超える企業が複数誕生する可能性も」とする記事を掲載した。

記事は、中国では産業の高度化と政策による恩恵を主な支えとして、人工知能(AI)コンピューティングや半導体、人型ロボットなど「新たな質の生産力」関連セクターで時価総額が1兆元を超える企業が複数誕生する見通しだと伝えた。

そして、2026年第1四半期(1~3月)時点で時価総額が1兆元を超える上場企業は13社あると紹介した。内訳は、テクノロジーセクターがテンセント・ホールディングス(3兆8990億元=約93兆5760億円)、アリババ(2兆68億元=約48兆1632億円)、チャイナ・モバイル(1兆5349億元=約36兆8376億円)、フォックスコン・インダストリアル・インターネット(約1兆3000億元=約31兆2000億円)の4社、金融セクターが工商銀行、農業銀行、建設銀行、中国銀行、招商銀行の5社、エネルギー・製造セクターが中国石油(CNPC)、中国海洋石油(CNOOC)、CATL、貴州茅台の4社だ。

その上で、時価総額1兆元超えの潜在力のある企業として、DRAM大手のチャンシン・メモリー・テクノロジーズやAI企業のディープシーク、人型ロボット大手のユニツリー・ロボティクスなどを挙げた。

記事によると、DRAM世界4位のチャンシン・メモリー・テクノロジーズは16日に上海証券取引所の科創板で新規株式公開(IPO)の申込受付を開始する。調達額は295億人民元(約7080億円)で科創板史上2番目の規模となる。ディープシークは510億元(約1兆2240億円)の外部資金調達を完了し、企業価値は約4000億元(約9兆6000億円)に迫った。(翻訳・編集/柳川)

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