中国南西部にある世界自然遺産の九寨溝国家級自然保護区の管理局は7月16日、今春、保護区内の2カ所で野生のジャイアントパンダが活動している姿と新鮮な活動痕跡が相次いで記録されたことを明らかにしました。

研究チームがこのほど2回採取されたパンダのふんのDNA照合を行った結果、二つのふんは異なるパンダに属していることが明らかになり、同保護区内では2頭以上の野生パンダが活動していることが確認されました。

九寨溝では2017年にマグニチュード7.0の地震が起きたことで一部の地域で山体崩壊が発生し、植生が破壊され、パンダの生息地が分断されて長年にわたって野生パンダの痕跡が見られない状態が続いていました。今回、2頭のパンダが現れたことにより、被害を受けた生態系が回復し続け、パンダの個体群が自発的にこの地域に戻り、生息地として再利用し始めていることが分かりました。

保護区は関連区域に赤外線カメラを増設し、監視エリアも拡大して、パンダの活動を継続的に追跡しています。同時に、人間の活動が野生動物に与える影響を最小限に抑え、パンダを含む希少種により完全で安寧な生態環境を提供するための取り組みもこれまで同様に実施しているということです。(提供/CGTN Japanese)

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