中国の人工知能(AI)ラボ「月之暗面(Moonshot AI)」がこのほど発表した次世代オープンソース大規模言語モデル(LLM)「Kimi K3」は、2.8兆のパラメータと全面的にアップグレードされた能力により、世界のAI業界と米ウォール街に大きな衝撃を与え、多くの米メディアは「中国がAI分野における米国の優勢を塗り替えた」と評しています。
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)もKimi新モデルの発表に注目し、コメント欄に「Impressive(印象的だ)」と書き込みました。
マスク氏は7月18日、SpaceX傘下のAI企業xAIが開発した大規模モデル「Grok(グロック)」を今週オープンソース化すると発表しました。最新のGrok 4.6モデルも2兆のパラメータを備えており、来週初期学習が完了する予定です。マスク氏によると、その性能はパラメータ1.5兆バージョンをはるかに上回り、Kimiも超えることができるとのことです。
マスク氏がこのニュースを発表したのは、マイクロソフト社が支援するOpenAIを提訴した直後のことでした。大規模モデルのオープンソース化を提唱する同氏は、OpenAIやGoogleの代替案を模索するため、昨年xAIを立ち上げ、Googleなどの大手テック企業に対し、テクノロジーを利用して利益を得ないよう繰り返し警告してきました。「OpenAIのOpenはそもそもオープンソースを意味すべきであり、非営利のオープンソースプロジェクトとして創設されたはずだ。しかし現在、OpenAIは最大の利益を図るために閉鎖されたソースコードになってしまった」と指摘しました。
マスク氏はまた、AI開発企業を監督し、懸念があった場合に警告を発する「第三者による仲裁機関」を設けたいとの考えを表明しました。(提供/CGTN Japanese)











