広東省恵州市にある国家重要科学技術インフラ建設プロジェクト「大強度重イオン加速器(HIAF)」が21日、中国科学院による技術検査に合格した。すべての建設目標を達成し、試験運転段階に入った。

新華網が伝えた。

中国科学院近代物理研究所の副所長で、HIAFのチーフエンジニアを務める楊建成(ヤン・ジエンチョン)氏は、「このビッグサイエンス装置は国際的にもトップレベルの性能を備えており、世界最大のパルス強度を持つ重イオンビームと世界最高精度の核質量リング分光器を提供でき、原子核の存在限界の探究、核天体物理学過程の解明、原子力エネルギーの開発、さらには多分野への応用を推進するための強力なツールとなる」と説明した。

大強度重イオン加速器は「国家重要科学技術インフラ建設中長期計画(2012~30年)」で重点建設プロジェクトの一つに位置付けられており、中国科学院近代物理研究所が建設を担当した。2018年12月に着工し、建設期間は7年間。25年10月にはビームの取り出しに成功した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

編集部おすすめ