ケニア野生生物管理局は7月28日、同国アンボセリ国立公園と周辺地域で1カ月以内に15頭のゾウが相次ぐ不可解な死亡事件が発生し、関係部門が調査を開始したと発表しました。

ケニア野生生物管理局によると、6月24日から7月24日までの期間に、アンボセリ国立公園および近隣のキマナ保護区とクク牧場地域で計15頭のゾウの死骸が確認されたとのことです。

うち10頭は「局所まひにより立ち上がれない」などの類似症状を示し、1~2日で死亡したものです。残りの5頭は腐敗が進行していたり腐肉食動物(スカベンジャー)に食い荒らされていたりするため、死因は不明です。死亡したゾウは主に母親と子どもで、成体の雄はわずか1頭でした。

ナイロビ大学の研究室による最初の検査で、多くのゾウの死骸に「潜在的な有毒物質」が確認されました。ケニア政府の分析機関が一連の毒物検査を実施しましたが、結果はすべて陰性でした。

ケニア野生生物管理局は声明を発表し、「現在環境調査を実施し、汚染の疑いのある地域の水源やその他の潜在的な環境汚染物質の分析などを進めており、死亡したゾウが共通の汚染源に接触したかどうかを確認している」と述べています。ケニアではこれまでにも密猟や人と野生動物の衝突が原因で、ゾウの中毒事件が発生していたとのことです。(提供/CGTN Japanese)

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