2026年7月30日、韓国メディアの韓国経済は「韓国が世界トップの座を守っているのはメモリー半導体だけで、その他の分野では中国がシェアを握っている」と報じた。

記事は、日本経済新聞が実施した主要な製品・サービス67品目を対象とする2025年の世界市場シェア調査の結果を引用したもの。

中国企業は37品目で世界トップ5社に入り、そのうち約7割に当たる25品目で前年よりシェアを拡大したという。世界シェア首位の品目数では、米国が前年より4品目減少したものの23品目で最多だった。中国は1品目増の19品目となり、米国を追っている。

中国の躍進が最も顕著だったのは、車載電池とEV分野だという。車載リチウムイオン電池市場では、CATLが首位、BYDが2位となり、中国企業全体のシェアは57.8%まで拡大した。一方、韓国のLGエナジーソリューションや日本のパナソニックエナジーはシェアを落とした。

EV市場でもBYDが14.5%のシェアを獲得し、テスラ(11.3%)を上回って世界首位となった。吉利汽車もシェアを伸ばし、中国企業の躍進を支えた。一方、日本企業は世界トップ5社に1社も入らなかった。

米国は中国製EVに100%の関税を課し、2025年には中国製品に一時最大145%の関税を適用した。しかし、中国企業は米国向け輸出を減らす一方で、東南アジアなどへの輸出を拡大。2025年の貿易黒字は約1兆2000億ドルと過去最高を記録した。

米国の対中デカップリング政策は、中国企業の世界市場拡大を阻止するどころか、輸出先の多様化を促す結果になったとの見方も出ている。

また、スマートウォッチ市場では、ファーウェイ(17.0%)がシェアを伸ばし、首位のアップルとの差を3ポイントまで縮めた。タブレット市場でも、ファーウェイ、レノボ、シャオミがそれぞれシェアを拡大している。

DRAM市場では、SKハイニックスがシェアを1ポイント伸ばして34.0%となり、サムスン電子と並んで首位となった。マイクロンを含む上位3社の合計シェアは92%に達する。

NAND型フラッシュメモリ市場では、SKハイニックスとサムスン電子が1位、2位を占め、両社の合計シェアは50%に達した。日本のキオクシアはシェアを1ポイント落としたものの、3位を維持した。

造船分野では、韓国のHD現代重工業が13.7%で世界2位となった。首位は中国船舶集団(CSSC)で17.8%、3位は日本の今治造船だった。韓国の造船業は、高付加価値のLNG(液化天然ガス)運搬船や環境対応船では競争力を維持しているものの、建造量全体や価格競争力では中国に追い抜かれており、「すでに優位性を失った」と記事は指摘している。

この記事に対し、韓国のネットユーザーからは「米国の工科大学の博士課程はほとんど中国人で、研究助手も中国人だ。月にも到達した中国人を軽視する韓国人は愚かだ」「製造業の多くはすでにメイド・イン・チャイナに占領され、依存度も高まっている。

半導体もあらゆる手段を使って韓国に追い付いてきた。宇宙開発、EV、ドローン、ロボットでは韓国を上回っている。韓国人は目を覚まさなければならない」「韓国は十分よくやっている。中国の人海戦術や技術流出にも負けず、よく守り抜いているよ」「半導体もCXMTの台頭に緊張している。今後が心配だ」「半導体も近いうちに中国勢に押しのけられ、中国製の半導体装置を購入して使うようになるかもしれない」「米国が反中政策を取らなければ、韓国は現在の成果すら出せなかっただろう」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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