中国国内の人型ロボットの産業化が加速し、コア部品の高機能ロボットハンド(器用な多指ハンド=Dexterous Handを持つロボット)市場が発展の加速をけん引しています。業界では販売台数の倍増、製品の大幅な値下げ、触覚センサーの普及加速という三つの大きな変化があり、かつてのハイエンドなオプション機能が、今では量産型高機能ロボットハンドの標準装備になりつつあります。
広東省深セン市にある企業の責任者、葛鵬遥氏によると、高機能ロボットハンドの販売台数は年初以来、前年同期比で2倍以上となる4000台を超えたとのことです。現在出荷している高機能ロボットハンドには、指で触ったり、つかんだりするなど、柔軟な触覚センサーが搭載されており、物体の力の大きさ、力の方向を感じることができます。
今年は産業チェーンが徐々に改善され、販売台数が継続して増えるにつれ、高機能ロボットハンドは顕著に値下がりしました。関連会社の責任者によると、一昨年のロボットハンドは平均5万元(約118万円)でしたが、今年は平均1万元(約23万7000円)以下で、自由度6の多指ハンドは6000元(約14万2000円)から8000元(約18万9000円)となっています。
データによると、2025年の中国ロボットハンド市場の販売台数は約1万9200台でしたが、今年は7万200台に達する見込みとのことです。2030年までに、人型ロボットの応用シーンの拡大、高機能ロボットハンド技術の飛躍的進歩、コストの低下に伴い、中国の高機能ロボットハンド市場の販売台数は43万台を突破すると予想されています。
速報値によると、今年7月30日時点で、中国国内の高機能ロボットハンド業界の累計資金調達額は80億元(約1890億円)を突破し、前年同期の5億元(約118億円)の16倍となりました。(提供/CGTN Japanese)











